農業化学メーカーが、刃物に関する新方針とSlice製品によって裂傷によるケガをなくす

FMC社のオーストラリア事業所における製造統括マネージャーであるStephen Pooleは、手の裂傷によるケガを減らす方法を探していた。一般的な事務作業や農薬製造に使用する原材料の包装の開封において、従業員たちは様々な固定式の金属刃の切削ツールを使用していた。開封する包装には、強化段ボール、紙袋、プラスチック包装、天然及び人工繊維製の袋などがあった。この作業を行うのに十分な頑丈さがあって、現在使用している刃よりも安全なツールが必要であった。

企業的な解決策として固定式の刃を使用しないという安全方針を施行し、裂傷によるケガを減らすためにもっと安全なツールを探すこととした。FMC社の英国支社の推奨を受け、Pooleは、製造現場及び事務所の両方に適用できる解決策としてSlice®製品を検討することとした。

手の裂傷が年間5件程度発生していましたが、刃に関するより安全方針を実施している期間は、ケガの発生数がゼロになりました。

Pooleは、セラミックコンパクトハサミ(品番:10544)とボックスカッター刃先自動収納式(品番:10503)を使用し、手の安全キャンペーンの一環にこれらの製品を入れることとした。このキャンペーンには、固定式の金属刃に替わるSliceのfinger-friendly®(指にやさしい)安全刃の導入のほか、耐切創手袋の導入や手袋に関する企業方針の施行が含まれる。ツールは好評で、キャンペーンは目覚ましい成果をあげた。「手の裂傷が年間5件程度発生していましたが、刃に関するより安全方針を実施している期間は、ケガの発生数がゼロになりました。」と彼は言う。

Sliceは、安全キャンペーンの成功例や、しっかりと安全文化が築かれている企業の話を聞くと嬉しく思う。FMC社がオーストラリアで実施している従業員を裂傷から守るための取り組みに貢献できることは、喜ばしいことである。

  • 導入

    固定式の金属刃を使用しない、より安全なカッターナイフに関する方針

  • 除去

    事務作業及び製造現場での従来の危険な刃の使用

  • 消失

    Sliceの安全刃による裂傷の発生と手の安全への集中の必要性